晩飯が無い。
そんな日があった。夕べだけど。
というか主食が無い。米びつにご飯が1粒も入っていなかった。
そういえば最後のご飯はお米がちょうど良い量残ってなくて、足りない量を
ムギで誤魔化したんだった。
おかげで朝食のご飯はやたらプチプチした食感になった。
まあそんなワケでご飯が無い。ぶっちゃけパスタしかない。
シンクを開けたらカルボナーラの缶詰があった。
やった!これは神の救い…!
賞味期限を見たら今年の1月…約4ヶ月前で切れている。おーまい神様。
しかし、これは早く食べてあげないと!(捨てるという概念は無い)
カルボナーラといっても、既に出来上がっている缶詰なので鍋で温めるだけですね。
カルボナーラか、そういえば家で食べるの久しぶりだなぁ。5・6年くらい食ってないかもしれない。うふふ。
パカッと鍋に勢い良く出てきたそれは、なんか
すごく…ゼリーです。
あれ、これってこんなに固まって出てきて良いのかなぁ…?
さすがに賞味期限が4ヶ月も前だからちょっと気になってしまうなぁ…。
あ、あれか。きっと長く置き過ぎたせいで水分が飛んでしまったに違いない。薄めよう。
酒で!!
実は最近料理酒(を使うこと)にハマっていて、なんにでも酒をぶっこむという習慣ができていた。
煮物とかに料理酒を使うと味がマイルドになって美味しい。
つい先日、ひょんなことから日本酒を入手したので、生まれて初めて日本酒を飲んでみたりした。
味は柔らかく表現すると、ちょっとした
ゲロマズだったので(愛飲家のみなさんすみません)、残りは料理酒になった。
そう、手に入ったこの日本酒。
実は早く料理に入れてみたくてウズウズしていた。
そんな人の目の前にゲル状のカルボナーラがあるわけ。水分を欲しているわけ。
迷わず入れた。
空き缶の底に残っているカルボナーラを残さず使い切る勢いで缶の1/4くらいまで日本酒を注ぎ、カポカポ。
缶に注いだ時点で結構キツめな酒のにおいが漂ったので、いちまつの不安を覚えたが温めるうちに酒気が飛ぶだろうと考え、一気にドバっと鍋に注いでみた。
ははは…
いくらかき混ぜても臭ぇ。
ちょっと長めに火にかけてみたが、これ以上温めると白いカルボナーラが黒くなってしまう。
仕方なく火を止め、味見。
まあ臭いは残ってるけど、さすがに酒の味はしないだr…
「エンッ!」
しっかり酒の味がしました。
総評。
最初は酒の臭いでむせた…けど、味はまあまあだったので最後まで食べた(他に食えるもん無いし)
食ったあと体がポカポカした。
鏡を見たら自分の顔が赤くなっていた。
酔ってるがな。
あとからパッケージ見て知ったんですが、日本酒ってアルコール度数結構強いのね。
今度から料理には市販の料理酒を使おう…。
それと、ゼリー状のカルボナーラは温めてたら普通に液体状になるらしい…なんてこった。