前回書いた記事でふと思い出したことなんですが。
私がまだ花粉症を発動していない輝かしい幼稚園時代、とある授業(授業っていうのかな?とりあえず「授業」で)でサイコロの展開図を作成することになりました。
渡されたのは、正方形の小さい板と画用紙と筆記用具。
まずは、先生がこの道具の使い方と展開図の意味をレクチャーします。
先生が板を使って紙に書いたのは、
↑こんな感じの四角を6個十字に繋げた図。
外の線に沿ってハサミを入れ、残った線に対し紙を折ると…はい、サイコロのできあがり。
まさかヘンテコに切った紙からサイコロが生まれるなんてこれっぽっちも思わなかった当時の自分。
素直にスゲー!と感動していました。
先生はお手本で見せた十字型の図形の他にも、サイコロになる図形があるかどうか考えてごらんと課題を出しました。
みんな板を紙の上に乗せて四角形を書いていき、思い思いの図形を完成させました。
私はというと、なぜかお手本と同じ十字型の図形を模写してました。
少しは考えろよ!と過去の自分に突っ込みたいですが、もう過ぎたことなのでどうにもならないうふふ。
さてさて、この時やったサイコロ作りの展開図。
普通に考えれば、当たり前な法則がいくつかあります。
サイコロは6面なので□は6つしか書けないこととか、□は他の□と隣接していなければ組み立てることができなくなるので気をつけるとか。
組み立てた際、面が重ならないようにするのは頭の中でイメージしないといけないので若干難しいですが、上の2つは(大人に言わせてみれば)基本中の基本の法則です。
しかしそんな基本中の基本が分からないのが幼稚園生クオリティ。
ベンチャー企業も真っ青の奇抜な図案がモリモリと出てきます(汗)
結局、惜しい人はいたものの正しくサイコロの展開図を描けた生徒は一人もいませんでした。
授業の締めに先生が今回のまとめを話しました。
「サイコロを作るには、この十字架の形でしか作ることができないんだよ」
あの時は「そうなのかー」と納得しましたが、今思うとなんか違和感がw
いくらなんでも、普通の人はこんな暴言吐かないですよね。もしかしたら私の記憶違いかもしれませんが。
記憶違いかもしれないこと前提で更に書かせてもらうと、あの時の授業では「十字架のマーク」以外の展開図の例は教えてくれなかったです。
今でも心に引っかかっている、?な出来事でした。
ちなみに。
私が通っていた幼稚園は、キリスト教を信仰している幼稚園でした(汗)
なんちゅーかね…なんちゅーかね…(歯がゆい)